約 5,242,905 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2198.html
UNDER 12KB 虐待-普通 観察 悲劇 自滅 ツガイ 野良ゆ 都会 現代 短めです 「UNDER」 ・短めです ・人間視点です ・羽付きシリーズの人間とは別人です 羽付きあき 冬ももう終わりというこの季節、私の家の裏で何やら声がする。 耳を澄ませば風の音や車が通る音に混じって「ゆ・・・ていっ・・・ね」や「ゆ~・・・ゅ~」やと聞こえる。 ゆっくりだろうか? 気だるさを感じながらそっと裏庭へと行く。ガスのボンベやエアコンの室外機、それに使わなくなって錆びた自転車などが置いてあるその場所に、似つかわしくない件の正体がいた。 「すーりすーり」「すーりすーり」・・・そんな声が聞こえる方向に目をやると、室外機をうまく使ってダンボールや古紙等でうまく壁を背にして作られた狭い空間に、ピッタリとくっついてグネグネと上下に体を変形させて擦り合わせているバスケットボール大の丸い何かが二個 ゆっくりだ。 いつここに居付いたのだろうか?辺りには菓子類の容器や壊れたプラスチックの籠などが置かれていた。持ってきて食べていたのか、それとも風を防ぐために積み立てているのかは定かではない。 見れば、「れいむ種」と「まりさ種」の様だ。 ベーシックな組み合わせではあるし、珍しいものでも何でもない。 風貌は汚く、泥やほこりにまみれて煤が付いたように汚れており、まるで土の上を転がったような感じに私には見えた。 砂糖細工の髪もバッジをつけた・・・少なくとも私がよく目にする「ゆっくり」とは程遠く。ボサボサで縮れた砂糖細工の毛が数ホン別の方向に飛び出している。 寒天の目の周りには、砂糖水が凝固したのか白っぽい汚れが瞼辺りにこびりついており、しかも黄色っぽく変色している様だ。 口を動かすたびに間に見える砂糖細工の歯は全体的に黄色っぽい茶色に変色しており、その根の部分にはこれまた同じ様にカスの様なものが付いている。 「歯糞」があるという事はこのれいむとまりさは水の確保ができていないようだ。 元来ゆっくりというのは綺麗好きで、常に水や「ぺーろぺーろ」等で清潔にする。 これは餡子を吐き出す以外に「カビ」というゆっくりにとって恐ろしいそれを防ぐ役割を持っているからだ。 汚くてもカビが生えることは滅多になく、常に傷んだ物や腐った物を食べていると、餡子の中にカビが付着しデロデロにとけるという現象が起こる。 外側にカビが生えても大したことはなく。水で洗って日に当たればカビはすぐになくなってしまう。 話が少々脱線したが、つまりはゆっくりは綺麗好きと言うことだ。そこらの山野に居る野生のゆっくりでさえ「がらがらさん」と言って口を水で漱ぐぐらいのことはする。 街ゆっくりの場合は常に湿っぽくそして汚い所におり、また水も雨が降った後の水たまりぐらいしか「ごーくごーく」できる物が無いので、こういった風貌になってしまうのだ。 当然のようにゆっくりにとって最も重要といえる飾りはボロボロだ。 まりさ種の方は帽子が所々解れて欠けており、とんがり帽子に巻いてある白いリボンが無い。 れいむ種のほうは右側のピコピコを束ねる丸い飾りが無くなっており箒の様にボワッと広がっていた。 大きなリボンは薄汚れて解れており、糸が4~5本飛び出してれいむが動くたびにユラユラと揺れているようだ。 しばらくするとこちらの様子に気づいた様で。私の前にボヨンと大きく跳ねて飛び出すと二体のゆっくりは空気を吸って体を大きく膨らませた。 れいむの方はピコピコが上下に揺れている。といっても、無事な左の方が上下にピョコピョコ揺れているように見えるが、右のピコピコはワサワサと広がった箒のような先端が揺れているようにしか見えなかった。 「ゆゆ!ここはれいむとまりさのおうちだよ!ゆっくりどこかにいってね!」 「ぷくーっ!まりさおこるんだぜ!はやくどこかへいくんだぜ!」 威嚇を繰り返すそのれいむとまりさを見て私はピンと来た。このゆっくり達は「飼いゆっくり」だと。 まず第一に街ゆっくりならば、威嚇の前に逃げ出すか、体当たりを仕掛けてくるだろうし、周りの容器類を見てもわかるように「菓子」や「惣菜」の類しか置かれていない。 野菜くずや魚の骨、そしてパン屑等、これが街ゆっくりが比較的食べるポピュラーな食糧だと言われている。 なので街ゆっくりが「おうち」を作った際には通常はこれらの残骸が転がっているはずである。 なのにその形跡は全くない。これはこのゆっくり達がそれらを食べられるものとすら理解していない証拠である。 この二体、恐らく銅バッジよくて銀バッジか・・・それも一番ランクの低いのに値すると推測できる。 山野のゆっくりと同じ気質のゆっくりがつい最近まで流行っていた。金バッジや銀バッジのゆっくりより割安だし、何よりある意味無害だからだ。 「ゆっくりする」という事を基本に動くゆっくりの中で、山野の気質を持つ・・・つまり原初のゆっくりに一番近いゆっくりは食料などをある程度抑えていれば「すっきり」をすることがない。 直感的に今の食料の量では子ゆっくりと一緒にゆっくりすることができないと理解するからだ。 これが近年のゆっくりなら「自身は飼いゆっくりなので子ゆっくりが増えればもっとゆっくりできるし、食料もそれに合わせて増やしてもらえる」と判断するため「すっきり」を断行するゆっくりがときたまいる。 ・・・だがブームが去れば実態はこうだ。いくら手間がかからないとはいっても流行り感覚で買ったやつらはこうやって捨てていく。 ゲスであれ何であれ街に適応した街ゆっくりでも、飼いゆっくりでもなくなったゆっくり。これが「捨てゆっくり」というものだ。 「ゆっくりしないではやくどこかにいってね!れいむおこるよ!」 「まりさもおこるんだぜ!ゆっくりしないでどこかへいくんだぜ!」 遮るようにれいむとまりさが声を上げる。さらに大きく膨れていた。 その目は純粋に輝いているが怒りを秘めている。 私はそのまま踵を返して戻る。「捨てゆっくり」ならばおうち宣言はしないだろう。 ・・・それにまだ威嚇する元気があるならばその内もっと餌場に近い場所に移動するだろう。 私の後ろからは「ゆっくりもうこないでね!」という声が聞こえるだけだった。 次の日、家の周りを散歩していると私の家からピョコピョコと跳ねる影が二つあった。あのれいむとまりさだ。 一体どこへ行くのか、少し興味をもったので付いていくことにする。 「ゆ!ゆ!れいむゆっくりはねるよ!」 「ゆ!ゆ!ゆっくりついてくるんだぜ!」 大きく体をつぶして斜め前に飛ぶと、前に再び体をつぶして着地する・・・それの繰り返しだ。 結構な早さだが歩いていてもついていける速度である。 固いコンクリートの上を何度も跳ねているせいか、底部が黒くガチガチになっている。 しばらく付いていくと壊れた自販機の前で止まった。 横にあるごみ箱をまりさが「ゆ!」と言って横に倒すと中からガラガラと音がした。 空き缶自体はあまりないのだろう。ごみ箱の中で音がしただけで外に飛び出しておらず、まりさがごみ箱の中に顔を突っ込んでゴソゴソと何やら探しているようだ。 れいむはまりさの背部をじっと見ているだけだった。しばらくゴソゴソと動いてまりさが顔を出すと、再びどこかへ跳ね出した。どうやら何もなかったようだ。 れいむもそれについていっているようだ。まりさの少し後ろについてボヨンボヨンと跳ねていある。 私はゴミ箱を立て直しながら、中をのぞいてみた。中には4~5本の空き缶とそれにこびりついたガチガチのガム、それとアイスクリームの袋がさびしく置いてあるだけであった。 再び付いていく。道路の端をボヨンボヨンと跳ねるゆっくり二体。まだ100mちょっとしか進んでいないがれいむとまりさには疲労の色が見て取れた。 あの様子を見るに殆ど食料をとっていないのだろう。捨てられて日が立たないのが幸いの様だ。 横からトラックがブロロロ・・・と音を立ててて走っていく。道路の幅はギリギリなので結構ゆっくりと隣接していた。 その時であった。トラックのタイヤから跳ねた小石がまりさに当たった。 まりさは着地と同時に口を大きく開けて寒天の目から涙を流し、涎と涙をあらんところにまき散らして大声でわめいた。 「ゆぎゃああああ!までぃざのおべべがあああああああ!」 「までぃざあああああああ!ゆっぐりじでいっでね!ゆっぐり!ゆっぐり!」 まりさの寒天の右目に直撃したようだ。少量の餡子と寒天の目がグズグズに混じった何かがそこに落ちていた。 切り裂くように飛んできた小石にあてられ、大きく傷ができたようだ。 「ゆぎぃぃいいい!おべべっ!までぃざのおべべええええええ!」 「ばりざゆっぐりよぐなっでね!べーろべーろっ!」 れいむが舌を伸ばしてぺーろぺーろをするが、まりさは相変わらず口をあけて残った寒天の目を見開いて砂糖水に涎と涙、そして大声をまき散らすだけだ。 私が近付くとれいむは寒天の両目から砂糖水の涙をダバダバと流しながらこちらを向いてこう言った。 「にんげんざん!まりざがゆっぐりでぎなぐなっでるよ!ゆっぐりだずげでねっ!」 とは言ったものの、小麦粉にといた水でくっつければ寒天の目は治るが、肝心のそれがグズグズになってしまっては手の打ちようがない。 れいむのけたたましい声を縫うように「ゆぐっ・・・!ゆ”・・・!ゆ”・・・!」と体を震わせるまりさがいた。 どうやらショック状態になってしまったようだ。 ・・・実はこれは別に重体とかそんなことはなく、単に「ゆっくりできない」という考えが大きくよぎっただけである。 つまり10分もすれば元に戻るだろう。 私がまりさを見て、どうしようもない旨を伝えると、れいむの方は業を煮やしたのか、まりさの砂糖細工のおさげを口で持ってズリズリと引っ張り始めた。 「ゆ!ゆ!まりさゆっくりがまんしてね!いまおうちさんにかえるからね!」 「ゆ”!ゆ”!」 それから私は引き返したためそのれいむとまりさの姿は見えなかった。ただ、餡子が尾を引いて地面に広がっているのを少しだけ確認できただけだ。 次の日、何やら裏庭が騒がしいので行ってみると案の定あのれいむとまりさが何やらちょこまかと動いていたようだ。 「までぃざあああああ!ゆっぐり!ゆっぐりじでいっでね!あんござんをばいだらゆっぐりでぎなぐなるよ!ゆっぐり!ゆっぐりぃ!」 「ゆげぇぇぇ・・・!ゆぶっ!ゆぶぶっ!」 まりさが口から大量の餡子を吐き出し、そのわきでれいむが声をあげて泣いている。 そばには食べかけのクッキーが残されていた。間に刻まれた「ゆ」のマークを見て私は直感した。 対街ゆっくり専用に加工所がそこらに配布している「ゆ除クッキー」というやつだろう。 恐らくあのれいむがクッキーをどこからかは知らないが持ってきてまりさに食べさせた所ああなってしまったと考えた方が妥当か。 まりさの方はふたまわりも小さくなっており、心なしか小麦粉の皮のハリと色艶もよくない。 余った小麦粉の皮がしわがれたように地面側に垂れており、まるで熟れ過ぎたトマトの様になってしまっている。 私が遠目に眺めているとまりさがふとグネグネと体をくねらせ始めた。 「ゆ”・・・!ゆ”!ゆぎっ!ぃぃぃいいいいいいぎぎっぎぎぎぎっぎゃががががああああああああ!!」 「ばりざああああああああああ!?」 突如まりさが寒天の目を見開いたかと思うと餡子を口からはき飛ばしながら凄まじい奇声を上げ始めた。 残った寒天の目がまるでカメレオンの様にグルグルと回り始めると、舌をあらん限り伸ばしてグネグネと激しく体を揺らす。 「ゆっぐりじでいっでね!ばりざ!ゆっぐりじでいっでね!ゆっぐり!ゆっぐりじでぇぇぇ!!」 れいむの叫びもお構いなしにまりさの行動は終わらない。あにゃるから、寒天の目から、それこそゆっくりにあいている穴という穴から餡子の混じった砂糖水が「ぶぴっぶぴっ」と音を立てて出始める。 「ゆぼぉげげげげえええええええええぼろろろおおおおおおおお!!ゆっがっごぼぼぼぼぼぼおおおおおおおお!!??」 「おぐぢざんをどじでねまでぃざっ!あんごがでぢゃっだらゆっぐりでぎないよ!」 れいむがそう言ってもまりさの餡子の流出は止まらなかった。 その時、れいむが機転を利かせてまりさの顔面を地面に押しつけるようにして抑え始める。 「ゆ!まりさゆっくりがまんしてね!」 「ゆぐっ!ゆぐぅぅぅぅうううう・・・!!」 何とか一時的に餡子がながれる事はなくなったが、それも束の間、今度はなんとあにゃる部分、つまり後部の方の小麦粉の皮が異常に膨れ始めた。 わかりやすく形容するならば「なすび型lならぬ「ひょうたん型」といったところか。 あにゃるからぶぴぴっと音がして餡子が漏れ始める。次の瞬間、まりさの後部がバックリと裂けて餡子が漏れ出した。 「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!?までぃざああああああああああ!?ゆっぐりいいいいいいいい!?」 まりさの方は完全に動かぬ饅頭となってしまったようだ。ピクリとも動かなくなった。 「どぼじでえええええええええええええええええ!!ごんなのゆっぐりでぎないいいいいいいいいいいい!!」 れいむの叫びが辺りに響く。勝手に餡子をぶちまけて大声で喚き散らされれば迷惑なのだが、餡子と砂糖水を身に纏いそこらの砂やゴミを巻き込んで絶叫するれいむ。それを見ていると襲いかかってきそうなほどの気迫があったので尻込みしてしまい、結局私は家の中へとすごすごと戻ったのだった。 結局それから数分もすると声は聞こえなくなった。切り替えが早かったのだろうか? 風の吹く音だけが辺りには響いている・・・ それから三日後・・・ あのれいむの様子が気になった私は裏庭をのぞいてみた。 「ゆ”・・・ゆ”・・・おながずいだよぉぉ・・・」 そこには一回り小さくなったれいむが壁にもたれかかってブツブツと口を動かしている姿があった。 あれから食料調達もうまくいかなかったのか、理由は分からないがどうやら何も食べていない様だ。 まりさは帽子しか残っていなかった、れいむがこんな状態という事はどこかへやったのか何かをしたのだろう。少なくとも食べたわけでは無いようだ。 既に寒天の目はからからに乾いて輝きを失っており、薄汚れていた小麦粉の皮はハリや色艶をさらに失ってもっと小汚く見えた。 私に気がついたのか、のっそりとした動きでもぞもぞと動き始める 「ゆ・・・にんげんさんはゆっぐり・・・でぎないよ・・・れいむ・・・ゆっぐり・・・にげるよ・・・」 一般的なはめるイメージとは裏腹に、ずりずりと底部を這うようにして移動し始める。その動きはかなり遅いがそれが今の必死なのだろうか。 「ゆ”・・・ゆ”・・・」 私はモゾモゾとどこかへ行くれいむを見て家に戻った。 ・・・それからあのれいむの姿は見ていない。 れいむとまりさがいたスペースは、どこかガランとして寂しく使われなくなったものが置かれているのみだ。 どこかへいったのか、それとも他のゆっくりの餌食になったのか。それを知る術はもうどこにもなかった。 あのれいむとまりさを見るたびに思う。ゆっくり達の言う「ゆっくりする」という事は一体どういう事なのかを。 それを知る術はもうなかった。 裏庭には主を失ったボロボロのトンガリ帽子だけがさびしく風にゆらゆらと揺れている。 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 504 かりすま☆ふぁいたー ふたば系ゆっくりいじめ 516 サバイバル・ウィンター ふたば系ゆっくりいじめ 527 シティ・リベンジャーズ ふたば系ゆっくりいじめ 582 ビルディング・フォレスト ふたば系ゆっくりいじめ 587 バトル・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 592 コールド・ソング ふたば系ゆっくりいじめ 604 ロンリー・ラック ふたば系ゆっくりいじめ 625 ループ・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 632 フェザー・メモリー(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 643 フェザー・メモリー(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 690 ウィンター・ブルース ふたば系ゆっくりいじめ 706 シティ・エレジー ふたば系ゆっくりいじめ 1051 街を跳ねるもの達 羽付きあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 観察系なんだからこの態度でいいんだよ ていうか別にこのお兄さんなよなよしてないだろ -- 2016-07-18 02 00 37 このお兄さんがなよなよしくて、一番イライラした。 馬鹿な捨てゆっくりなんかにどうしよもないと伝えるなんて。ゆっくりなんて蹴ってどかせばいい。 -- 2016-02-10 15 23 41 ゆっくり堕ちてね!!! -- 2010-07-24 15 34 55 哀れだ -- 2010-07-08 05 41 38
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1800.html
ゆっくり草 14KB 虐待-普通 虐待-いじめ 愛で ギャグ パロディ 小ネタ 野良ゆ ゲス 現代 虐待人間 愛護人間 短編集です、自分にはやはりショートが向いているようで。 序章 徒然なるままに日暮に PCに向かいて心に移り行く ゆっくり事をそこはかとなく書き留めれば いつの間にか日が変わっていたよ 徒然あき 第一章 「幸せ」 「ゆわーん!おぼうしかえしてね!かえしてね!!」 まったく、帽子くらいでそんなに騒ぐなよ。 さっきまでの威勢の良さはどうしたんだ?なあ、まりさちゃんよ? 「ごべんなざいぃ!あやばりまずがらおぼうじがえじでぇ!!」 きったねぇな、そんな事で泣くなよ。 まりさちゃんは強いんだろ?だったらお帽子取られたくらいで泣いちゃだめだろ? 「いじわるじないでかえじでよぉぉぉ!かえぜぇぇぇぇぇ!!」 人にお願いする時はそれなりの態度じゃないとだめだろ?あーお帽子破りたくなってきたなー 「やめでくだざいぃぃ!ごべんなざいぃぃ!おぼうじがないどゆっぐりでぎないんでずうぅぅぅ!!」 ゆっくり出来なくても死ぬ訳じゃないんだろ? なら別に良いじゃん、野良なら帽子無いの結構居るし。 「おぼうじがないどまりぢゃじんじゃうよぉ!おぼうじはいのじよりだいじなんだよぉぉぉ!!!」 ん?!なんて言った今?お帽子は命より大事なのか? ………ならこうしよう、命をとるか、帽子を取るかどっちかだ? 「ゆん?!」 アホなお前にも解りやすく説明してやろう。 お帽子を助けるならお前を殺す、お前を助けてほしかったら帽子を破る。 さあ、どっちだ? 「…………そっそれは……」 「…………………」 「……………」 「まりさのおぼうしはすてきだねーさすがれいむのまりさだよ」 「ゆふん♪それほどでもあるのぜ!」 「まりさのおぼうしはとってもとかいはね!」 「ゆふふ♪もっとほめるのぜ!」 「むきゅぅ、まりさのおぼうしはきれいね、うらやましいわ」 「ゆっへん♪もっとうらやましがるのぜ」 それはまりさが見た幻。 とても幸せな幻、とても儚い幻。 でも、まりさにとっては現実なのです。 まさか、本当に命より大事だったとはね、まいったね。 こんな天晴れな馬鹿は始めて見るね。 そう、それは潰されたまりさが見た幻。 でも、まりさはとても幸せそうな顔で死んでいます。 あなたはこんな顔で死ねますか? 完 第二章 「Rock You!」 「ミナサンコンニチハ、キョウハタップリタノシンデイッテクダサーイ!!」 「1・2・3」カンッ!カンッ!カンッ! ドドドスドドドスドスドスドスドドドドドドンドンドン♪ ■■■■■ ■■■ ■■■■ ■■ ■■■■ ■■■♪ これは今一部の間で人気急上昇のパンクバンド「U-Rock」のライブの様子だ。 国内外でいろいろと話題になっており、一般人でもその名前を知っているほどである。 音楽性、パフォーマンスなどいろいろ目新しいバンドではあるが、 何より話題になっているのはこれだろう。 「れいむのかれいなおどりにみとれてね!!」クネックネッ 「まりささまのかれいなだんずをおがむんだぜぇ!」ポヨムッポヨムッ 「ありすのほかいはなすてっぷによいしれていってね」ポッポッポッ バックダンサーにゆっくりを採用しているのだ。 パンクのリズムに合わせて激しく怪しく踊るその姿は、 愛らしくもあり、憎たらしくもあり、会場は更なる熱気に包まれていく。 バンドメンバーとゆっくりと観客が一体となったその空間。 不思議な心地よさと苛立ちと、そんな感情が入り乱れ、会場にいるすべての者が」ハイになる。 「ゆっはぁぁん!れいむ、たのしくなってきたよぉぉぉん!」ピコピコッワサワサッ 「まりさももりあがってきたんだぜぇぇぇぇ!!」キリッ! 「んっほぉぉぉぉう!さいこうにはいってやつねぇぇぇぇ!!」カクカクッ このバンドはライブ以外にPVでもゆっくりを使っている。 種類は通常種、希少種、ドス、胴付と様々。 ライブDVDとプロモーションDVDの売り上げも好調である。 ライブも終盤、会場はクライマックスだ。 「ミナサンタノシンデイタダケマシタカー?」 (*1)))) 「ムラムラキテマスカ?!」 (*2)))) 「イライラシテマスカ?」 (*3)))) 「イライラMAXデスカーー?」 (*4)))) 「OK!ソレデハイキマショウ!!!!」 そう叫ぶとボーカルのP・ユッケンジャーがギターを振りかぶる。 ほかのメンバーも、ダンサーゆっくりの方に向き直る。 「ゆゆっ!みとれていってね!もりあがっていってね!」ドガッ!! 「!?」 P・ユッケンジャーのギターがダンサーゆっくりを次々に粉砕していく。 ほかのメンバーも、ダンサーゆっくりを客席に放り投げたり楽器で潰していく。 スタッフが客席に追加ゆっくりを放り込む。 観客はそれに群がり潰していく。 「やべでぇぇぇぇぇぇ!!」 「ゆっぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 「わがらないよぉぉぉぉぉぉ!!」 会場は熱気と、狂気と、悲鳴と、甘い匂いにつつまれていく。 このバンドは当然ゆっくり愛護団体等からクレーム殺到である。 国によっては放送禁止になってるが、当人達はお構いなし。 ゆっくり愛護など、くそ喰らえ!といった感じの連中だった。 国内で販売されたデビュー曲のPVは、胴付ゆうかと胴付うどんげの妖しい絡みがあったため発禁になった。 おかげでかなりのプレミアがついている。 「ミナサンスッキリデキマシタカー?」 (*5)))) 「タノシンデイタダケテコウエイデスーアリガトウ!トーキョー!!」 P・ユッケンジャー パンク界では彼のことを、「ゆ虐の賢者」と呼ぶ。 完 第三章 「ユトリ教育」 「皆さん、今日2月22日は何の日ですかー?」 「はーい先生、2(のら)2(ゆっくり)2(ゼロ)の日です。」 「はーい、よく出来ました。ですから帽子とゴム手袋、ゴミ袋を持って校庭に集合してください。」 「「「「はーい!」」」」 政府が有り余る資源「ゆっくり」を教育に取り入れようと考案したのが「ユトリ教育」である。 大まかな方針は決めてあるものの、細かいものはほとんど県や自治体任せといったお粗末なものである。 この学校では学区の美化を目的として、毎月決められた日に野良ゆっくり清掃を行っている。 この町では野良ゆっくり問題が深刻で、町の美観をそこねると保健所等が対応していたが追いつかず、 この学校でも美化運動に取り組んでいるのだった。 「みなさーん、車に気をつけて清掃しましょうねー」 「「「「はーい、校長先生ー!」」」」 「あーめんどくせーなー」 「ちょっと男子、まじめにやりなよー」 「でもさー野良ゆっくりってきたないんだよなー ……あーそうだ、お前ひろったのよこせよー」 「やーだよ、ベー」 ゆゆっ!はじまったみたいだよ、ゆっくりかくれるよ! ゆっくりりかいしたよ!! ばかなちびにんげんがいっぱいなのぜ、おどかしてあまあまをようきゅうしてやるのぜ! にんげんさんにごあいさつましょうね はーい! むきゅ!こんげつもはじまったのね、むのうなゆっくりはつかまえられるといいわ! 様々な思いが交差する。 「やい!ちびにんげん!いたいめをみたくなかったらあまあまをよこすのぜ!!」 「うわっ!きったないゆっくりだなー」 「どこにめをつけているのぜ!こんなびゆっくりをまえに、しつれいなちびにんげんなのぜ!」 「あーまりさですね、ちゃんと分別して袋に入れるんですよー」 「はーい」 「ゆゆっ!なにするんだ……おぼうしかえしてぇぇぇ!!………おそらをとんdぶべ!」 ゆっくりはまりさゴミ、れいむゴミ、ありすゴミ等の種族に分けられる。 分別収集の概念を教えるためである。それと同時にお飾りゴミも分別される。 捕獲する前にお飾りを奪うのは無駄に抵抗させないためである。 攻撃的な野良も、お飾りを取られた時の行動パターンは制限されるため、 生徒に危害を加えるようなこともない。 清掃効果としてはまずまずの成果を挙げている。 当然賢いゆっくりは捕まらない様にしているが、アホなゆっくりのほうが圧倒的に多い。 何より、勝手に増えるので毎回大量に捕獲される。 「はい、今日も沢山集まりましたねーでは、ゆゆこに食べさせてあげましょう」 「「「「はーい」」」」 「こぼね♪こぼね♪」 「ゆゆこはかわいいねー」 「ゆぎゃぁぁぁぁ!ばでぃざをだべるなぁぁぁぁ!!」 「こほね♪こほね♪」 集められたゆっくりは汚い物からゆゆこに与えられる。 ゆゆこの可愛さに生徒は癒される、これも「ユトリ教育」の一環である。 ゆゆこの面倒を学校で見ることで生き物を大切にする心を学ぶのだ。 綺麗な物は加工所に引き取られ換金、集まったお金は寄付される。 学校によってはゆっくりを過剰なほどに愛護していたり、 性教育に胴付を使って問題になった所もあるが、この学校は成功している良い例だろう。 今日も学校には生徒の楽しそうな笑い声と、ゆゆこの「こぼね♪」が聞こえる。 完 第四章 「針治療」 『針治療 怪我、病気、性格なんでも治療します』 そう書かれた一軒の診療所。 ここは針治療専門、それもゆっくりのだ。 ゆっくりは思い込みの生き物と言われている。 まあ実際は生き物かどうかも怪しいものだが、ゆっくりは思い込みが激しい。 どうやって生きているのかも解らない、解っていない不思議饅頭に針治療が有効かどうか? ゆっくりにツボの様なものがあるかは知らないが、 少なくてもこの「針治療」ではツボは用いない、東洋医学の神秘とかそういう物もない。 では、どうやって治療しているのか? それは先ほど話した「激しい思い込み」である。 ゆっくりの思い込み、それは時に己の体に影響を及ぼすほどのものである。 「病は気から」とか「精神力」と言う言葉があるが、 まさにゆっくりはそれを自ら体現したような存在である。 そう、この「針治療」はまさにそれを利用しているのである。 ゆっくりの体は全身神経のようなもの、ゆえに無駄に痛がりだったりするのだ。 気にしてなければ何とでもない様なのだが、気にしだすと無駄に痛がる。 針を刺せば当然それを意識して痛がるのだ。 しかし、医師はこう告げる。 「これは治療だよ、簡単に言うと君の病気(もしくは怪我)を治すためにやっているんだよ」 この言葉を真に受けたゆっくりは、思い込みの力を発揮し必死に体を治そうとする。 これだけ痛い思いをしているんだから、治らないはずはないと自分に言い聞かせるのだ。 それと同時に次々増やされる針、早く治さなければまた痛い目に合わされる。 その思いが自然治癒能力を急激に加速させるのだ。 まあ、偉そうな事を述べているが要はゆっくり任せなのだ。 では、性格はどの様に治すのか? 「では、このでい…れいむちゃんのゲス治療でよろしいのですね?」 「そういってるザマしょ、まったくこれだから庶民は面倒でこまるんザマス!」 「……わかりました、ではさっそく診察を開始します。」 「ゆゆっ!きたないてで、でいぶをさわらないでねじじい!」 「そうザマス!変な病気でも移されたら大変ザマス!」 「……あーストレス貯まる」 「何か言いましたか?」 「…いえ、なにも」 ペットは飼い主に似ると言うが、まさにそれを地で行ってる依頼主。 それでも飼ゆがゲスになったという自覚はあるようだ。 男はゲスれいむをケースに入れたまま、診察室に運ぶ。 「きたないへやだね!びょうきになったらせきにんをとってもらうよ! それとはやくあまあまもってきてね!まったくきがきかないよ!!」 「………ゲスと認定、これより治療を開始します。」 「ゆゆっ!げすっていったの?れいむはげすじゃないよ!!ひどくきずついたよ! しゃざいをようきゅうするよ!」 男はれいむの声に耳も貸さず、淡々と治療の準備を整える。 長さの異なった針、その中から使うものを慎重に選び出す。 怪我や病気の治療ではゆっくりの皮膚、つまり皮に針を刺すのだが今回は違う。 「俺の針に神が宿る……いくぞ!」 「なにいってるの?ばかなの?しぬの?!」 「はっ!」プスッ! 「ゆゆゆゆっ?!」 「……………ユピィィィィィィーーーーーーーーーー」コリコリコリコリコリコリ! 性格は思い込みでは治せない。 むしろ思い込みでそうなったのだ、ではどうするのか? その答えはこれ。 皮ではなく、餡に針を指す。 正確には中枢餡と呼ばれるものを刺激して、正確を治そうというものだった。 当然それなりのリスクもある、中枢餡を破壊されればゆっくりは死んでしまうからだ。 詳しいことは解明されていないが、「中枢餡」と呼ばれるものはゆっくりの核となるもの。 人間で言えば、心臓や脳に針を刺すような危険な行為だ。 中枢餡の位置、大きさを正確に把握しそこに針を打ち込む。 当然傷つけすぎず、程よく刺激しなくてはならない。 針を刺されたれいむは白目をむき、口からだらしなくよだれをたらし、苦悶の表情を浮かべる。 「はーすっきり……じゃなかった成功したかな?」 「ガガガガガガ」 「………」 治療を終えたれいむを飼い主の元に戻す。 当然診察室に持ち込んだ時のように、ケースに入れて連れて行く。 ちなみに診察室は防音加工されており、一切の音漏れはない。 ゆっくりの悲鳴を聞いた飼い主に治療を邪魔されないためだ。 ……虐待のためではない、はずだ。 「れいむちゃん、大丈夫ザマスか?ゆっくりしていってね!ザマス」 「…………ガガガ…ユックリシテイッテネ!」 「あと2回ほどでゲス治療は終ります、次はれいむちゃんの体力回復のために一週間後でお願いします。」 「………」 「どうかしましたか?」 「…なんでもないザマス!本当に良くなるんザマしょうね?」 「………大丈夫ですよ」 「気になる間ね」 「はっはっはっ大丈夫ですよ。」 「………」 「…………ガガガ…………ギギギギ………」 依頼主を玄関まで見送る男。 「ありがとうございました。」 「次は一週間後ね?フン!まったく、とんだボッタクリザマスね!」 「お大事に…」 依頼主は嫌味を言うと、高そうな車に乗り込む。 「………ギギギ……」 心なしか、れいむを入れたケースが振動している気もするが、そんな事もないだろう。 一息ついて男は診療所に戻る。 「………何か間違ったかな?」 完 第五章 「ハイテンション2」 暗い部屋にスポットライトが照らされる。 一人の筋骨隆々な男が競泳用水着のビキニパンツを着て正座している。 部屋全体が明るくなると男の周囲に十数匹のゆっくりが居た。 ゆっくり達は突然の変化に目を白黒させている。 ドンドンドンドンドスドスドスドスドドドドドドンドン♪ 静かだった部屋に軽快な音楽が流れる、曲は「U-Rock」の「KILLER YUN」だ。 「ぼおくらはゆっくりとともだちぃぃぃ♪だからころすぅぅぅぅ♪」 曲にあわせ適当な歌詞を口ずさみゆっくりを潰していく。 鍛え抜かれた肉体は美しく、そしてたくましい。 「なんなのこれはぁぁぁぁぁぁ?!」バキッ! 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」グチョッ! 「わがらないよぉぉぉぉ!!」ベキッ! 男の動きは洗練されていた。 軽快なステップから繰り出される肉体技。 格闘技とダンスと球技を取り入れたような動作。 パンパな映画なら足元にも及ばない、華麗なアクション。 悲鳴も、叫びも、破裂音も、すべてがBGMにあわせて鳴り響く 完成されたゆ殺で見ている者を魅了する。 「きみのこころぉにかがやきをぉぉぉん♪ぼおぉくのこかんにゆっくりをおぉぉぉぉ♪」 「おがあちゃん!!」グチョッ! 「じにだぐないよぉぉぉ!!」ブチッ! 「おぞらをぉぉ!」ブリッ! そう歌うと、周囲に居た逃げ遅れの子ゆっくりを握りつぶしながらパンツの中に捻り込む。 所々に変態的な動作も見られる素晴らしいまでの暴走だ。 彼なら恐竜にでも立ち向かえそうなくらいだ。 ドンドンドドドドド………………ドン♪ 「ゆぐばぁぁぁぁぁぁぁ!!」 曲が終わると同時に、最後のゆっくりを仕留める。 完璧なまでの演技だ。 「これが今回の優勝者だそうだ、同士よ」 「……なんていうか、すごいな」 「嫉妬でQN!QN!してしまうぞ、同士よ」 「…あんた以上のHENTAIが居ることに驚いたよ」 「こうしてはいられん!修行に行くぞ!同士よ!!」 「勝手に一人で行って来てくれ」 「どぼじでぞんなごど言うのおぉぉぉぉぉぉl!!!」 完 これくらい固めた方が良いんでしょうか? ただ、これだとUP出来るまでに時間がかかります。 書きあがる時間が鈍いのですみません。 いつネタが尽きるか分かりませんが、その時までお付き合い願います。 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆゆこは確かにこぼね~♪しかゆわないからかわいいんだよな~(о´∀`о) -- 2016-08-26 00 04 23 『性教育に胴付を使って問題になった所もあるが』 ここんとこ詳しく教えてもらおうか -- 2012-01-30 21 59 19 ちょwwトキwww・・じゃなくてアwミwバwwww -- 2011-12-01 06 19 09 めちゃくちゃおもしろくなってるww この時点で神SSの徒然あきさんだw ムシゴロウ王国5との間に作者様に一体何があったんだろうかw -- 2011-11-06 14 25 32 第4章の最後のせりふがアミバwww -- 2011-09-15 18 22 12
https://w.atwiki.jp/iidx_ir/pages/1.html
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます 新しいページを作りたい!! ページの下や上に「新規作成」というリンクがあるので、クリックして作成してください。 表示しているページを編集したい! ページ上の「このページを編集」というリンクや、ページ下の「編集」というリンクを押してください。 ブログサイトの更新情報を自動的に載せたい!! お気に入りのブログのRSSを使っていつでも新しい情報を表示できます。詳しくはこちらをどうぞ。 まとめサイトを作りたい archiveプラグインを使うと好きなときに好きなウェブページを保管することができます archive_logプラグインを使うと保管もらくらく ニュースサイトの更新情報を自動的に載せたい!! RSSを使うと簡単に情報通になれます、詳しくはこちらをどうぞ。 その他にもいろいろな機能満載!! @wiki 便利ツール ヘルプ・マニュアル・FAQで間違いを見つけたら? お手数ですが、メールにてお知らせください。support@atfreaks.com バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //bugs.atwiki.jp/ ⇒http //bugs.atwiki.jp/node/4 分からないことは? @wiki FAQ @wiki 初心者講座 @wiki マニュアル メールで問い合わせ @wiki 便利ツール 等をご活用ください
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1386.html
まりさの誕生 1?の続きです たぶんまた変な内容になるかもしれません が、これを読んで意見をくれれば幸いです 悲劇は起きたって言いながら実際の悲劇はもっと後だったり ゆっくりにとっての悲劇は起きた それはゆっくりにとっては悲劇だったが他の動物・・・ 少なくとも大型哺乳類から見れば自業自得だっただろう。 何せ相手は山の神である熊でさえ余程の事が無いと手を出さない相手・・・ 手を出せば、確実に殺されてしまうような相手に正面から喧嘩を売ったのだ。 それはぱちゅりーが数日以内に初雪が来るだろうと予見した日。 森のゆっくり達が冬ごもりに向けてラストスパートをかけようとした日だった。 あの赤まりさを嫌っていた姉まりさたちも 「なんかゆっくりできない気がする」 なんていう理不尽極まりない理由で赤まりさをいじめることは無くなった。 また、赤まりさは他の家族にも受け入れられた。 母まりさと父まりさはこれでやっと安心できると言って泣いて喜んだがぱちゅりーは手放しでは喜べなかった。 今は冬ごもり前、つまりどの家族も赤ちゃんがいない。 もしかしたらあの赤まりさを必要以上に排除しようとするのは子供だけなのかもしれない。 子供というのは妙なところで非常に敏感な生き物だ、もしそうなら春になればまたこの子は虐められてしまうのではないだろうか? そんなぱちゅりーの心配をよそにこれから餌探しに出発することをぱちゅリーに告げる変異まりさ。 (もう成体とほとんど変わらない大きさなのでこれからはこう呼称する) これから餌探しもラストスパートだということ、この子ももういじめられないし大きくなったから・・・ と、母まりさが連れていくことを決意したのだ。 「むきゅ!ちゃんとおかあさんとおとうさんのはなしをよくきいてね!!!」 「ゆ!!!だいじょうぶだよ!!!じゃあそろそろじかんだからいくね!!!」 「まって!、まりさ!!」 「ゆゆ?なあに?」 「わかっているとおもうけどぜったいにみなみのかわをこえようとしたらだめだよ!」 「わかってるよ!!!かわのさきはにんげんのいえがあるもんね!!!」 「さいきんそのことをわすれるゆっくりがいるみたいだからきおつけてね!!!」 ここ数日餌をとりに行ってかえってこないゆっくりがふえた、 人間に襲われた可能性が高いと判断したぱちゅりーはそれこそしつこいくらいに周りの家族に人間の危険性を説いて回った、 このときぱちゅりーは変異まりさだけでなくその親にももう一度念を押すべきだったのだ。 姉ゆっくりの変異まりさへの虐めは無くなった。 無くなったが、また新しい虐めが始まった。 それもゆっくりにとってはとても理不尽な内容で、 ゆっくりできないからいじめるというのはゆっくりから見ればまだ苛める側にも同情の余地はあったのに。 変異まりさは他のどの姉まりさよりよくぱちゅリーの話を聞いた。 姉まりさ達が食べる気もないちょうちょを追いかけまわしている時は食べれる草、食べてはいけない草について教わった。 姉ゆっくり達が親と狩りに行って、転んだだけで泣き叫び野犬を呼び寄せてしまった時は消極的なれみりゃの対処法を教わった。 親が子供を育て、姉が妹をいじめている間、 この変異まりさは親をもしのぐ知識を持つようになり、ぱちゅりーが居ない時に親の手助けをするようになった。 面白くないのは姉まりさだ。 最近むずむずがあんまり気にならなくなったなとおもったら今度は両親にあんなに構ってもらっている。 しかもそれだけの知識があるから小さかった時みたいに虐める理由がない。 その結果、姉まりさは親に見えない範囲で変異まりさをいじめるようになった。 でも変異まりさは決して他のゆっくりに訴えようとしなかったので姉まりさ以外誰も気付かなかった、 (もしじぶんがおかあさんにたすけをもとめたところでもっとひどくなるだけ) 小学生の苛めと同じだ。 一度目をつけられたらいじめられる、 先生に訴えたらしばらくは無くなるがすぐにもっとひどくなって帰ってくる、 もし反撃しようものならいつの間にか自分が悪者になる。 ならどうするか、相手が飽きるまで耐えればいい。 この家の周りはほとんど餌がなくなってしまったらしい。 そう考えた父まりさはもう少し南側に行くことにした、 母まりさも賛成した、南にいけば川がある、川のそばにはまだ餌があるはずだ、巣の封鎖用の資材もある。 そういえばもうすこしいったらもっといっぱい餌があるところがなかったっけ? 「ゆっ!みんな!もう少し移動するよ!ここにはもう食べ物はほとんどないからね!!」 「みんなゆっくりおかあさんたちについてきてね!!!」 「おかあさん!ここにまださんさいさんがあるよ!!!」 「これいじょうあるくのはいやだよ!!!」 いろいろ文句をたれる姉まりさたち、たしかに姉まりさたちの言うとおりほんの少しだが山菜が生えている。 「だめだよ!!ぜんぶたべたららいねんはゆっくりできなくなるってぱちゅリーがいってた…ゆべっ゛!!!」 その瞬間最後尾を歩いていた変異まりさがつまづく、 傍目には自然に転んだように見えるが実は姉まりさの一匹が顎を引っかけたのだ。 「だいじょうぶ!?まりさ!?」 「だいじょうぶだよおかあさん!!じぶんでじぶんにゆっくりつまづいちゃっただけだよ!!!」 「まりさはどじだなぁ」 「ゲラゲラゲラ」 「さすがぱちゅりーににてゆっくりどじだなぁ!!!」 変異まりさが転んだ回数が2桁に上る頃まりさ一家は目的地に到達した。 だが、残念なことにそれは人間の家であった。 変異まりさ姉に足を引っかけられないか、親において行かれないか? ということだけを考えてしまいゆっくりにとってかなり大きい橋のど真ん中を渡ったことに気がつかなかったのだ。 「みてごらん!!!ここならおやさいがたくさんあるよ!!!」 「みてみておかあさん!!!こっちにはにくまんがぶらさがってる!!!」 もちろんれみりゃの胴体だ、だが服を脱がされ、首と手足を切り取られているためゆっくりには気づけない。 「こんなにすてきなところならここでふゆごもりしたほうがいいね!!!」 「そうだね!!!」 家族みんながここをゆっくりぷれいすにしようとしている、 だが変異まりさにはここが人間の家だとわかっていた。 『むきゅ、にんげんのいえはもりにはえているきとはちがうかたちをしているからはいったらだめよ』 『むきゅきゅ、おやさいがいちれつにならんでたらそこはにんげんのなわばりよ』 『むきゅきゅきゅ、いまのじきはすみっこにかたまってるかもしれないわ』 「おとうさん!!!おかあさん!!!ここはにんげんのうちだよ!!!」 「だいじょうぶだよ、まりさ!!!だれもいないよ」 「だからここはこれからまりさたちのゆっくりプレイスだよ!!!」 「そうだよ!!!まりさはしんぱいしょうだなぁ!!!」 「いつもえらそうにじまんしているくせに」 「こういうところはだめだね!!!ゆっくりとして!!!」 「「ゆっくりだめだね!!!ゲラゲラゲラ!!!」」 むろんいつも自慢しているわけじゃない、親が困ったらそのつど助けただけ。 でも今はそんなことはどうでもいい、確かにこの家にはだれもいない。 きっと空家なんだ。そう変異まりさの餡子脳は理解した。 なんてこった。 自宅に帰ってきた俺は後悔した。 ドビラを開けると響くのは何度も聞いたゆっくりの声。 台所に行くと米やお菓子が散乱し、ゆっくり達が 「むーしゃ♪むーしゃ♪」 「しあわせ~!!!」 とか叫んでいる。 しかも今晩食べようと思っていた八雲印のお稲荷さんとみすちーちゃんのヤツメウナギがばらばらに・・・ あああ、まて、それは俺のいのちのつぎにたいせつなえーりんのなましゃしん… 「これたべものじゃないよ!!!ゆっくりまずい!!!」 「ゆっくりできないならしね!!ゆっくりしね!!」 ビリリッ!! 天狗の新聞の切り抜き、数少ない笑顔のえーりんがあっががっががあっががっがが・・・ 「きみたち、な、なにをしているのかな?」 まだ、まりさたちにとって幸運だったのはこの人間がとりあえず対話で解決しようと思ったことだ、 無駄とは分かっていてもやっぱり生きている者を殺すのは抵抗がある・・・たぶん。 写真は天狗に頼めばまだあるかもしれないしウナギとおいなりさんはまた買えばいいや… 「ゆゆっ!?だれ!?」 「ここはまりさたちのおうちだよ!!!ゆっくりできないひとはゆっくりでていってね!!!」 「ゆゆ!?おとうさん?おかあさん!?にんげんになにいってるのおぉぉぉぉ!?!?」 「ここでゆっくりしたいならごはんをもってきてね!!!」 男は諦めた、やっぱゆっくりはだめだ、しかも全員まりさだもん、当然かな。 そのとき一匹の姉まりさが男の足もとに這いずってきた。 「ゆ…ゆ゛…ゆうぅ…」 なんと口から糞のようなものを出している、男は一瞬何が起こったのかと目を疑ったが出されたものを見て動きが止まった。 姉ゆっくりが出したもの… それはえーりんの写真と味噌を租借し少量をあんこを混ぜて出したものだった。 「ゆっ!!まりさのくそをたべたらゆるしてぶべら゛あ゛っ゛!!!」 一瞬で姉まりさが消えた、 そこにあるのは男の足とその下に広がる黒いもの。 「お゛ね゛え゛ち゛ゃ゛ん゛がぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」 「どお゛じでごん゛な゛ごどずる゛の゛お゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛!?」 「それはここが俺の家だからだあぁぁぁ!!」 まずい そう変異まりさは思った、 なぜこの人間が怒っているのかは理解できない、 でもこの人間が怒っているのは事実。 これは逃げるしかない、 でも自分たちが入ってきたところは人間の後ろ、逃げる前に殺されてしまうだろう。 「ゆゆっ!!まりさ!!!」 「まりさっ!!ゆっくりあれをやるよ!!」 父母ゆっくりが並んで人間の前に出てきた。 「やっちゃえ!おかあさん!!」 「そんなゆっくりできないやつはゆっくりころしちゃえ!!」 姉まりさは期待した、両親なら何とかしてくれる、 自分が野犬に噛まれそうになったとき見事な連携で犬を追い払ったこの両親… 「「ま゛り゛さ゛た゛ち゛はどうなって゛もい゛い゛からこ゛どもたちはゆるしてね!!!」」 「ゆ?」 今この親は何て言った? 自分たちはどうなってもいいから? 「本当か?俺は約束を破るやつは嫌いだぞ?」 「だいじょうぶ!!まりさはまりさとゆっくりまもるよ!!!」 「まもるよ!!!」 まだゆっくりにとって幸運だったのはこの男が虐待自体は趣味でないこと、約束を守る相手には好感を持つこと、 そして、いつもは子供を裏切るはずのまりさが夫婦そろって自分を犠牲する・・・そのことに感動を覚えたこと。 「わかった、お前たち二人は殺す、だが子供は見逃してやる」 「ありがとう!!これでこころおきなくゆっくりできるよ!!!」 「まりさはまりさといっしょにゆっくりできるよ!!!」 なんと、さっきまで濁点が多かった言葉がもう普通になってる、見上げた饅頭だ。 「安心しろ、一瞬で終わらせてやる、二匹一緒にな」 男は嘆いた、ここまで子を想う親を殺さねばならぬことを、でもこの男は約束を破るのも、破られるのも大嫌いなのだ。 「そおおぉおおおい!!!」 男はわざわざげんのうを持って来て二人同時にたたきつぶした。 立派なことに饅頭がつぶれる音以外は一切しなかった、 男は家のドアを開け、子まりさたちを外に出した。 「さあ、いけ、親の残した命を無駄にするなよ」 ありがとうお母さん、お父さん! あの恐ろしい人間からまりさたちを救ってくれた! 変異まりさは自らの命を捨て自分たちを救ってくれた親の死を悲しみながら姉たちと… 姉達はどこ行った? 後ろを振り返ると姉たちは「ゆっくりしねぇぇ!!」とか叫びながら人間にとびかかってるではないか!! お父さんもお母さんも弱虫だ、まりさたちが本気を出せばならこんな人間イチコロだ、 姉たちの餡子脳はそのような結論をはじき出し、人間と戦うという選択をしたのだ。 命を賭けるそれだけの魅力をこの家が持っているとも言えるし、姉まりさたちが唯の馬鹿だったとも言える。 引き返さないでそのまま逃げたら振り切れたのに。 そして男はこうなることを予想していた、子まりさ共は一匹以外周りが見えていないように感じたから。 「ひゃっはぁ!!饅頭が帽子被ってやってきやがった!!」 そしてゆっくり達にとっての不幸。 あの人間は人間と妖怪以外との約束はしない主義だったのだ。 そして男は、自分に危害を加える相手もまた、大嫌いだった。 まりさは走った。 ひたすら走った。 降り始めた雪の中を、ただただ生まれた森に向かって走った。 その眼はゆっくりとは思えないほどの憎悪に満ちていた。 にんげんはくずだ、やくそくをまもらない。 あねたちもくずだ、じぶんをいじめたから、おとうさんとおかあさんのいしをむだにしたからしんでとうぜんだ。 じぶんはくずじゃない、くずならいまいきていない。 まりさは人間への恨みの言葉を吠えながら森へと消えていった。 いつかあの人間に復讐することを誓って。 もう、姉のような屑ゆっくりが生まれないことを願って。 変異まりさの雄たけびは激しくなった吹雪にかき消された。 あとがき どうも、セインと名乗ろうか零戦二十一型と名乗ろうか決めかねている作者です 後半の親まりさ殺害シーン、打ってるときは気にしてなかったのに今見返すと なんかギャグじゃないのかという雰囲気 予定ではこのあと2つほど続きます つづけれるかなぁ? 7月27日 1730 まりさの誕生 3 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/x-game/pages/42.html
wiki主不在を理由に新wikiを立ち上げた管理人。 移転作業=コピペの手際はやたらといいがスレに絶対現れずなぜかいつも名無しの擁護が沸く摩訶不思議な存在。 スレのテンプレを大量転載して元wikiより更新が進んでいると主張するなど手口や名無し擁護の口調から自動多元との関連性が疑われている。 スレが大荒れになるのは火を見るより明らかだったが元wikiの管理人が復帰したため移転口実を失い事なきを得る。
https://w.atwiki.jp/my_w-zero3es/pages/18.html
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください [PR] スパムメール対策
https://w.atwiki.jp/yugihonsure/pages/37.html
本スレ用語一覧>wiki民 基本的には遊戯王カードWikiの編集者たち笑の総称。 本来遊戯王カードWikiから出てくることは少ないので本スレとはあまり関係ない存在。 …だったのだが、EXTRA PACK 1が販売される前、彼らの予想していた海外カードの日本語名が その口調も含めあまりに滑稽で、かつ当然予想を外したことから本スレ民から嘲笑されることになった。同族嫌悪。 例:《ローンファイア・ブロッサム》の発売前に「日本語名は《炎の一輪華(*1)》だろうか」と無駄な予想 《未知ガエル》の発売前に「日本語名は《沈まりガエル》だろうか」と本スレ民と同じようにイキり予想 現在でも海外カードが登場するたびに「日本語名は~だろうかwww」と 本スレ民や遊戯王関連ブログ(遊戯王まとめブログはおろか個人ブログにさえ)に煽りを飛ばされる始末である。 この失態から現在の遊戯王カードWikiにおいて海外限定カードの日本語名予想を書く行為は完全にご法度である。なお記述内容 また、遊戯王カードWikiの自治の名のもとに日夜見えない何かと戦っているのも特徴である。 大会で【ジャンクドッペル】が蔓延していた時期に「【シンクロン】の派生に過ぎない」という理由で、 個別ページ作成に多大な時間をかけて議論を行い外部から白い眼で見られたことも。 『ヴェルズ』モンスターの元となったカードを表示するかについて激しく無駄な議論が行われたこともある。 「似ているのは見た目の判断に過ぎず公式の発表ではないから書いてはいけない」というのがその理由であるが、 雑誌や書籍で「ヴェルズ」の情報が公式で発表されようやく解決した。 情報が来なければ延々と話し合っていた可能性もある。 2012年には「《シャイニート・マジシャン》の名前の由来は『ニート』かどうか」と言う割とどうでもいい議論を展開するなど、 定期的にネタを提供してくれる。 そしてネタ扱いする記述をしないとブチ切れられる。ネタ記述を削除やコメントアウトするとすぐに差し戻す等、遊戯王厨の悪癖を遺憾無く見せつけてくれる。 「非常に有用な~」「汎用性の高い~」「~であろうか」 「非常に入手困難であったが○○で再録された」「~であるが現在は絶版である」などといった、 このwiki独特の語法やFAQ形式のページ構成も特徴の一つ。 『○○を遊戯王カードwiki風に解説するスレ』なる存在もいくつかあり、本スレで真似されることも。 その一方でカード名を《》で囲み、デッキ名を【】で囲むといった各種遊戯王関連サイトの書き方もここが原点である。 まあスベり散らかしてて無様だけどな! 他には『俗称一覧』もたびたび問題視されている。 本来遊戯王のカードの俗称(例:《ダーク・ダイブ・ボンバー》→DDB)を記述しているページなのだが まず見かけないであろう通常モンスターの俗称や書いた本人しか使わないだろう俗称が雑多に記述された、 小学生の自由帳以下の便所の落書きと化している。 当然、wiki民の間でたびたび存続議論が巻き起こっているが、類似ページの乱立の危険から、隔離ページとして存続している。 余談ではあるがキラトマダブルガイが広まったのもここからである。 世界の中心を自分達だと思ってる。 ARC-V~VRAINS期にはプレイングミスの記述への対応に対して問題視されていた。 ARC-V期には悪意的なプレイングへの批判という名の叩きも容認していたがVRAINS期にはプレイングミスの記述を全面的に禁止するルールを作り、VRAINSへの批判をさせないようにしていた。 またそのようなルールを作ったにも関わらずARC-Vのプレイングミスへの記述が残ったままなことを指摘された際には「当時はそのようなルールが無かったので残したままにしている」と頓珍漢な返答をするなど、この一件はwikiの腐敗ぶりを痛感させることとなった。 (余談だが、VRAINSは歴代でもプレイングミスが非常に多い。) 以上のように遊戯王のルールや各カードの使い方を解説する一方、 頭が硬い彼らの話題を出す場合に本スレに登場する単語である。 最近、なんj民が増えたらしい。 関連項目 遊戯王カードWiki デス コメント欄 こいつらはwikiから出てくることはそうそう無いから別にどうでもいい -- 名無しさん (2011-12-18 12 36 58) つまりはここの住民である。 -- 名無しさん (2011-12-27 21 42 28) ここはwikiと違っていい意味でも悪い意味でも掟がない無法地帯 -- 名無しさん (2011-12-27 21 45 29) まあ頭が固いだけの人だから害悪は特に無いし -- 名無しさん (2012-02-10 17 22 55) スクラップ・デーモンは仕方ない -- 名無しさん (2012-02-10 19 03 23) 問題はマイナーカードのページを編集しようと思ったときだ あいつら保守的だから多くの場合編集したページが元に戻される -- 名無しさん (2012-02-22 00 01 25) 正直本スレの評価も当てにならんこと多々だから最後のFAQは微妙だな。 -- 名無しさん (2012-03-08 21 38 58) 日本語名予想は本スレ民も便乗してふざけた更新してたからあまり馬鹿にできる立場ではない -- 名無しさん (2012-03-08 21 48 46) wiki民無駄にまじめだよな(ただし俗称一覧は除く) -- 名無しさん (2012-03-12 03 45 13) 俗称一覧は他のページにマイナーな俗称が書かれた時に消す口実として使えるんだよ。 -- 名無しさん (2012-03-22 13 30 21) 蛇尾丸が流されたからSin 春日龍をSSしてやったぜ -- 名無しさん (2012-03-22 16 32 23) ↑ごめん何のカードかわからない -- 名無しさん (2012-03-31 20 51 25) 同感である。なんか間違ってねえか? -- 名無しさん (2012-03-31 21 09 20) 2↑Sinトゥルースドラゴンってわかるけどそんな呼び方をする奴はいない -- 名無しさん (2012-04-05 15 22 26) 蛇尾丸=Sinスタダ、流す=激流葬、Sin春日龍=Sinトゥルース これらがwikiの俗称一覧に書いてあるんだぜ?実際使ってる人はいるのかね? -- 名無しさん (2012-04-09 10 40 06) wikiの俗称一覧は隔離所だからな。普通のプレイヤーが実際に使ってるとは限らない件。 -- 名無しさん (2012-04-09 11 52 18) ↑まぁそれはわかってるけど -- 名無しさん (2012-04-11 10 53 22) こいつらってコメントと議論しているスレッドで意見がバラバラだよな -- 名無しさん (2012-08-23 20 22 22) ↑記事ごとにコメントがばらばらなのはここも同じだけどな -- 名無しさん (2012-08-24 09 47 45) 基本同じ話題を延々とループしてる印象が強い。他なら多少妥協する点で妥協しないせいか細かい部分で無駄に袋小路作ってるイメージ。 -- 名無しさん (2012-08-26 02 55 11) 今閃こう竜スターダストのこうの字の説明を「玉部に光」とするか「王扁に光」にするかで争ってるな -- 名無しさん (2013-01-08 12 03 33) 天キでもごたごたあったし、なんなんだもう -- 名無しさん (2013-01-08 14 19 08) なんかH×Hの流星街の住人思い出した。頭柔らかくって難しいんだね。 -- 名無しさん (2013-04-12 03 30 10) 好き勝手に荒らし項目を立てられない様にするためのルールだったのが正しい記述を行う事を妨害し本当に止めるべき荒らしは野放しと言う滑稽な状態 -- 名無しさん (2013-04-12 23 57 44) 以前議論掲示板にWiki民を連呼する奴が来たことあったなぁ。キチガイ認定するのは構わんけど迷惑行為はほどほどに頼む。 -- 名無しさん (2013-09-16 14 13 41) 原作初期やKONAMI元ネタのカードに解説書かれると即コメントアウトしてるあたり頭が硬いというか融通が聞かないというか -- 名無しさん (2014-03-19 14 04 39) パッと見で元ネタ分かる奴の雑学入れてる時と頑なに入れない時の違いがさっぱりですわ -- (2016-01-30 11 57 02) 俗称一覧はマシに見えるコメ欄 -- 名無しさん (2021-05-13 19 29 03) イシズティアラメンツってデッキ名が絶対に許せない人間多いのマジで面白い -- 名無しさん (2022-06-27 18 43 34) 俗称一覧なんて作るからコメ欄がああなる -- 名無しさん (2022-06-30 07 41 09) イシズ、勝鬨、しゅごまる コメ欄大体この話題だったな -- 名無しさん (2022-07-01 07 38 46) そもそも有志の住人が古参の老人ばっかりなのも問題。あと特定のアニメシリーズの時だけ鼻息荒くなる。特にz -- 名無しさん (2022-07-01 08 26 55) 大分前からだけどもうコテハン付けて自分たちで勝手にやってろよ感が強い加齢臭の漂うサイト -- 名無しさん (2022-07-01 15 57 41) ついにイシズティアラメンツ認めたのか -- 名無しさん (2022-09-15 19 29 44) 焔聖騎士で揉めてんのか まあアレはコンマイもちょっとね -- 名無しさん (2022-10-23 12 10 51) しょうもないことでコナミのせいにして揉めるのはもう見飽きたよ -- 名無しさん (2022-10-23 22 35 11) 12期なのかどうかは結局決着つかずか -- 名無しさん (2023-04-11 18 22 40) 12期確定してよかったな -- 名無しさん (2023-04-28 16 11 11) 定期的に証明書切れしてんな -- 名無しさん (2023-05-09 21 55 46) 「とはいえ」がめっちゃ多い(笑) -- 名無しさん (2023-12-08 11 06 30) サイバーダイナソーの「昨日の敵は今日の友」だろうか、とかただ言いたいだけだろ -- 名無しさん (2024-03-03 22 11 12) 見るたび同じページ作られてんな -- 名無しさん (2024-05-22 17 47 43) 全くその通り。きみは当wikiに不要な存在だからもう編集しないでね。見るくらいならいいけど・ -- 2024-07-22 (月) 20 44 13 ここまで偉そうなwiki民久しぶりに見たわ -- 名無しさん (2024-07-23 11 04 08) 削除されたページいつも同じ記事だな アク禁意味ないんだろなあ -- 名無しさん (2024-08-09 22 33 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/redland/pages/11.html
wikiって? まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2800.html
理科室にて 「皆さん見てくださいねー」 私はれいむ種とまりさ種が二匹づつ実ったゆっくり茎を翳して見せた。 ついで、左手で教卓上のビーカーを指す。 左右二列、都合六つの机に行儀よく座った生徒たちが、興味津々といった眼差しをまっ すぐに向けてくる──少しばかりこそばゆい。 「皆さんのテーブルには、このゆっくり茎と、ニコチン水が入ったビーカーがあります。 見ればわかるとおり、赤ゆっくりはまだゆ茎につながっています。ゆ茎というのは人間 でいう臍の緒にあたるので、この赤ゆたちはまだ生まれていないということになりますね。 当然この状態では、ゆっくりは見ることも話すこともできません。 ですが……見ていてくださいね」 左手でビーカーを握り、みなに見えるよう胸の高さまで持ち上げると、私は右手のゆっ くり茎の根元をビーカーに差し込んだ。ちょうど、活けたような格好になる。 と。 目を閉じたまま、幸せそうに微笑んでいた赤ゆっくりたちの表情が変わり始めた。 「が…ら……」 限界まで開いた口から、あふれんばかりに舌を突き出してあえぐ、一番根元の姉れいむ。 「……じ……じぇ……」 目をきつく閉じたまま、ボロボロと涙をこぼす次姉まりさ。 「ぃじゃ……ぃ……」 目を思い切り見開いたまま、何度も口を開閉する妹れいむ。 「ぉ……きゃ……しゃ……」 顎の下の排泄管から、なにやら水分を漏らし始める、一番先っぽの末妹まりさ。 そのすべてが一様に震え出し、やがて震えは明らかな痙攣へと変じていく。同時に茎が 緩やかに曲がり始めた。私は慌てて茎を押さえながら、生徒たちに向けて解説の弁を述べた。 「はい。本来口を利けないはずの赤ゆっくりがしゃべり始めてしまっていますね。 これはゆっくりの生態から見て異常なことです。 ゆ茎を通じて赤ゆたちがニコチンを摂取してしまった結果、赤ゆたちの体の機能がおかしく なってしまっているのですね。 このことから、妊娠中の生き物がニコチンを摂取した場合、母体のみならず子供にまで悪影響 が出ているということがわかってもらえると思います」 私が解説を続ける間にもれいむたちの痙攣は激しくなる一方で、さながら逆さのメトロノーム。 やがて、赤ゆたちとゆ茎を繋ぐ紐帯が、小さく音を立てて千切れた。 赤ゆたちは、つぎつぎに新聞の敷かれた教卓の上に転落していく。誕生……いや、むしろこれ は流産だろう。 赤ゆたちは転落の痛みとニコチン毒に依る苦悶に、びくびくと小さく体を痙攣させた。本来なら、 この後「いちゃい……」などと泣きながら、それでもどうにか親の目前に向き直り、「ゆっくち しちぇいっちぇにぇ!」と元気にゆっくりならではの挨拶を叫ぶのだろう。 だが、転落の衝撃は、決定的なまでに赤ゆたちの体内を攪拌してしまっている。毒と餡とが、 致命的なほどに交じり合い、おそらくはすでに中枢餡を── 「「ぎゅぃゅぶッ」」 最初の断末魔は同時だった。 姉れいむと末妹まりさが、怪鳥のような悲鳴をあげながら、私の肩の高さにまで跳ね上がった。 すっげぇ、と最前列の男子生徒が呻く。 高さにしておおよそ50センチ。それは赤ゆにはあり得ない跳躍。 だが、有り得るからには道理が有る。ニコチン毒に犯されたあんよの筋餡が、赤ゆにとって致命的 なレベルの痙攣が発生し、それが偶然跳躍の作用を引き起こしただけのこと。 そして私には見えていた。空中の赤ゆたちは、すでに饅頭の形を保っていない。 眦から眼球を、尻から口から餡子を止め処もなくひり出しながら、ツイストドーナツのように体 をねじりながら、餡子もろともに落ちていく。新聞の上に転がった、彼女たちの厚みのないかさかさ の死体は既にして黒ずみ、アマガエルのミイラじみた有様を、私の目前に晒している。 私はまたも解説を述べた。 「ニコチンの毒は、神経を流れる電気の流れをおかしくしてしまうのですね。重症になると、このよ うに頭がおかしくなって、全身の筋肉が痙攣してしまいます。軽い症状でも、油断はできません。 残った二匹のほうは飛び上がりませんでしたが、さてどうなっているでしょうか」 そして私は視線を残る二匹、次姉まりさと妹れいむに向ける。 れいむのほうは既に絶命していた。あんよの餡筋が妙な角度に痙攣してしまい、そのままあんよが 張り裂けてしまったのだ。もはや傷口からぶりぶりと餡子をひりだすだけの、痙攣するニコチン饅頭 と化してしまっている。 だが、次姉まりさのほうはエレエレと餡子を吐き出すだけで、どうにか命を保っていた。頑健で知 られるまりさ種だからこそだろう。これなら残りの実験にも耐え切ってくれるはずだ。 このまま絶命されても困るので、私は事前に用意しておいたオレンジジュース入りのピペットを摘み 上げ、先端をまりさの餡子にまみれた口に突っ込むと、ゴム柄を完全に摘まみ潰した。 びくりとまりさが一瞬ふくらみ、再び元のサイズにもどる。 失神こそしているが、おそらくこれで大丈夫だろう。 まりさの嘔吐がとまったことを確認した後、私は薄い透明なアクリル板を手に取った。 教卓の上に斜に当て、新聞紙の上にあるモノすべてをこそぎ取るように動かていく。餡子やリボン、 帽子がごちゃ混ぜになりながら、アクリル板の端に盛り上がった。唯一の生き残りである次姉まりさだ けは、潰さないよう慎重につまみ上げ、板の中央に乗せてやる。 ついで、教卓脇のリモコンのスイッチを押した。天井に設けられた円筒形のユニットから、するすると 黒板前に白い映写用スクリーンが降りてくる。 私はゆ茎の入ったビーカーを右手に、アクリル板を左手に持ったまま教段から降り、理科室の中央に しつらえられている、オーバーヘッドプロジェクタの脇まで移動した。 ひそひそ話をする女子生徒を一瞥して黙らせると、プロジェクタの投光レンズの上にまりさと餡子の 乗ったアクリル板とビーカーを載せる。 電源を入れた。レンズが強烈な光を発し、レンズ上のモノすべての影をスクリーンに投影した。 スクリーン中央、垂直に黒く太い餡子の線が走る。 線の左には液体をたたえたビーカーの影、線をはさんで反対側には小さな円──まりさの影だ。 「はい、影だけでわかりにくいと思いますが、真ん中の線が餡子で右の丸い半透明の影がビーカー、 右端の小さな丸がまりさのですね。生き残ったのはこの子だけでした。 このことだけでもニコチンが体に悪いものであるということがわかると思います。 ですが……」 私はまりさの帽子をつついた。失神していたまりさが目を覚ます。 「……あじゅい……」 眠りから覚めるなり、アクリル板の上で体を振るまりさ。なにやら表情がへたっているが、同時に目が左右 に泳いでいる。おそらく、本能的に両親や姉妹を探しているのだろう。 「おきゃぁしゃん……いみょうとたち……どこにゃの……。 まりしゃ、あちゅいよ……あちゅいよぅ……」 何処なの、何処なの、暑い、暑いと呻きながら、まりさは高熱を発するレンズの上を這い回っている。サハラ 砂漠のど真ん中に裸で放り出されれば、似たような気分になるだろうか。 やがて耐えがたくなったのだろう、まりさはアクリル板の端に山盛りになった姉妹たちの餡子の上に上った。 スクリーン中央の餡子の線の中央が、まりさの影でまるく節くれだったように見える。 「ゆ……こにょくろいにょ……あみゃあみゃしゃん?」 餡子のことに気づいたようだ。 レンズの上に視線を落とすと、逆光の中何度も餡子をぱくつくまりさの姿を見ることが出来た。それこそ、 夢中でむさぼっているのだ。 まりさの丸い影が消しゴムのように、餡子の影を穿ち削って消してゆく。 赤ゆにしては、やはり異常な食欲だった。 「むーちゃ、むーちゃ……しあ……むーちゃ…… あみゃいのに……むーちゃ……しあわしぇにゃにょに……」 生まれて初めて幸せそうな笑みを浮かべていたまりさの顔が次第に曇り、やがてためらいもなくぼろぼろと 涙をこぼし始める。それでもなお、口は食事をとめようとしないのだ。自分で自分を御せぬまま、まりさは 必死に泣き叫ぶ。 「どぉちておくちしゃん……むーちゃ、むーちゃ…… もう、おにゃか……むーちゃ……たしゅけて…… むーちゃ、むーちゃ……ゅわぁ……あ……」 餡子の線はすでに半分以上が消え去っている。ちょうど赤ゆっくり1・5匹ぶんをまりさは平らげた計算に なり、実際皮もだいぶ薄くなって、内側の餡子が透けて見えてきている。 捨て置けば破裂するだろう。その前に、わたしはまりさを摘み上げた。おしょらをとんでるみちゃい、と 赤まりさが叫ぶ。だが、赤ゆであるがゆえにその声音は小さく、生徒たちには届かない。 私は四方を一瞥すると、赤まりさを掲げて生徒たちに示して見せた。 「はい。皆さんにももうわかっていると思いますが、餡子にはニコチンが含まれていましたね。哀れ、赤まりさ はすっかりニコチン依存症になってしまいました。依存症になってしまうと、体に悪いものであるにもかかわらず、 その薬物がほしくてほしくてたまらなくなるのですね。だからまりさはおなかが破れそうになっているのに、 次から次へとニコチン入りの餡子を食べてしまったわけです。 では、最後に──」 私は、掲げたまりさを再び胸元までおろした。 まりさと視線が合う。 体をひねって小首をかしげたまりさは、なにかとても不思議なものでも見ているかのような表情を浮かべていた。 誰なんだろうこの人間さん? なんて、そんなことでも考えているのだろうか。 私はまりさから指を離す。 まりさは不思議そうな表情のまま、ビーカーの中に落ちていく。 小さな小さな水音が響く。 水面が一瞬震え。やがて音立てて波うち、まるで生きてでもいるかのように飛沫を上げる。 「ぴぎ 。」 それは小さな断末魔。 けれど、うわ、という女子生徒のうめきにいともたやすくかき消され、その呻き声もついで沸き起こったどよめき によってかき消される。 「赤ゆっくりをニコチン水に落とした場合───」 半透明のビーカーの影の中、まりさの丸い影を囲んで、いくつもの餡塊が踊っていた。 さながら夜店の金魚すくい。 ポイから逃げる和金のように、餡塊は四方八方に散ってゆく。 散りながらに、溶けてゆく。 「───ニコチンの作用により、赤ゆっくりの薄い皮は、一秒ほどで溶けてしまいます。 皮の内側の餡子、筋餡ですとか内臓餡は皮という支えを失って、水中で分解してしまいます。基本的にゆっくりの 餡子は万能細胞ですから、餡子がたとえば肝臓ですとか筋肉ですとかの形を取っているさまを目にすることはなかなか できません。この、ビーカーの中の塊ですね、長く細いのが腸ですね、細いレンズ上の影が筋肉で── ああ、もう見えませんね。溶けてしまいました。 さて、それではここからは皆さんで実験してみてください。先生は一時席をはずしますが、まじめにやるようにして くださいね。 茎は一人一本、ビーカーは一人ひとつです。オレンジジュースは一テーブルに一缶づつですから、勝手に飲んだり しないように・・・・・・」 生徒たちに解説と指示と注意の言葉を発しながら、私はふとスクリーンに視線を投げた。 光の中、ビーカーの半透明の影が少しだけその黒味を増している。 その真ん中に、くっきりと黒い顔があった。苦痛で奇怪によじれた目と口が、白く白く影の中に浮き出している。 だが、それも、秒を経るごとに茫漠としたものになり、そしてついにはニコチン液のなかに溶け去った。 あと10分ほど残ってくれればよかったのにと内心思いながら、私はプロジェクターの電源を落とし、ビーカーだけを 手に取った。 そのまま理科室の一番後ろにある腰ほどの高さの用具棚に歩み寄る。 上に置いたままにしておいたダンボールを小脇に抱えると、まじめに実験するようにとだけ言い残して、私は 理科室を後にする。 『元気』と未熟な筆跡で記された半紙が並ぶ廊下を歩き、突き当りのドアを開けて入った。 そこは小さなベランダになっており、周りが木々に囲まれているため、生徒や同僚の教師に見咎められる心配がない。 私はドアを閉めてもたれかかると、床にダンボールを置いた。 胸ポケットから緑色のパッケージを取り出した。銀紙を破り、端を指で何度か叩く。 せりあがってきた紙巻を直接唇でくわえ込むと、ジッポライターで火をつける。口から深く煙を吸い込むと、 メンソールとタールが交じり合った複雑な辛さと旨さが舌の上に広がった。 頭に広がる貧血感を楽しむと、私は持参したビーカーにタバコを吹き捨てる。 そしてしゃがみこみ、ゆっくりとダンボールの蓋を開けた。 「ごくろうさまでした」 声をかける。 箱の中には、バレーボールほどのまりさが居た。 今日の実験赤ゆを提供してくれたのがこのゆっくりだ。 「……ッ!………っ………ッ!」 泣き腫らした目で私を恨めしそうに睨み上げながら、ばくばくと何度も口を開閉している。昨晩、私が素手で咽喉から 声帯を削ぎ取ったので、どれほど腹を絞ろうが声は出せないのだ。 もっともゆっくりは表情豊かに話す生き物だから、コツさえ掴めば唇を読んで会話するのは容易い。 「ゆっくり殺し?ちびちゃんを返せ?いえ、死んでます。もう無理です。 棚の上から全部見たでしょう?あきらめてください。 実際、あなたにとって悪い話ではないと思ったんです。 自然の中なら簡単に死んでしまう赤ゆなんて、どれほど死んでも困らない。 わたしは貴方のおかげで実験動物の準備費を着服できて幸せだし、あなた自身も食事や伴侶にいろいろと困らない。 大体、あまあまがほしいといったのは貴方でしょう?だから私は差し上げた。 そしてその代償をいただいた。ただそれだけのことでしょうに」 「───ッ!────ッ!!」 音の亡い声でまりさは叫ぶ。 子供あげるなんていってないよ、あまあまだっていらなかったよ! ちびちゃんたちを返してね!おうちを返してね!れいむを返してね!お声を返してね! 返してね!返してね!返して!返して! だが、そんなことは私にとってどうだっていいことだ。重要なのは金と仕事で、ほかのすべては二の次だ。私はまりさに 微笑むと、バクバクと開閉し続けるまりさの口に、ビーカーの中身を注ぎ込む。 一瞬、まりさは驚愕に目を見開いた。 そのまま苦悶の形相で何度も激しく咳き込み、ダンボールの中に盛大に吐き出しながら、瘧にかかったかのようにぶるぶる と震え上がる。いくら成体とはいえ吸殻入りのニコチン水は、やはり相当にキクらしい。すでに肌の色は青ざめ、冷や汗さえ かいている。下手をすれば、このまま絶命するだろう。 そうなったところで、代わりを用意すれば良いだけの話だが。 びくびくと痙攣しながらなお、まりさは再び私を睨んだ。 瞳には恨みだけではなく、明らかに悲しみの色がある。当然だろう。まりさはビーカーに溶けたモノが何であるか、その目 で確かめて知っている。 その唇が、小さく何かをつぶやいた。 まりさたちはなんにもしてないのに。 どうしてあんな事したの。 どうして、どおしてちびちゃん達に、あんな酷いことしたの……。 ゆっくりらしい語彙の無さ。 馬鹿でもわかるようなその問いに、私はゆっくりと微笑んだ。 どんな馬鹿にも教えるのが、教師というものの仕事だろう。 「そんなこと、決まっているじゃありませんか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 子供たちの健康な未来のためですよ」 私はけらけらと高く笑う。 わがらないよと呟いて、まりさが小さくうなだれた。 おしまい。 gdgdな人の書いたもの。 ゆっくりいじめ系2053 まりさがなにかにむしゃぶりつく話 ゆっくりいじめ系2692 ありすはゆっくり生まれたい ゆっくりいじめ系2700 足焼きれいむの受難 ゆっくりいじめ系2736 れいむはおそとにでてみたい1~3 このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/gaoryu/
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。